【無料公開】TikTokの競合調査を完全自動化する方法!

【無料公開】TikTokの競合調査を完全自動化する方法!

業務効率化の課題を簡単に解決できる、n8nワークフロー構築方法 ― TikTokクローリング活用術

中小企業の経営者やDX推進担当者の方々の中には、競合他社や市場のトレンドを把握したい、SNSで話題になっている動画や投稿データを手軽に集めたいと感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、こうしたデータ収集を手動で行うのは時間も手間もかかります。

この記事では、配布するn8nプロジェクト(ワークフローファイル)を使い、専門知識不要・ノーコードでTikTokデータのクローリング・自動集計を実現する具体的な方法を解説します。
下記のような課題にお悩みの方に最適です。

  • 自社のプロモーション施策の効果測定や競合チェックをTikTokから効率よく行いたい
  • 最新トレンドや話題の動画を自動でGoogleスプレッドシートに一覧化したい
  • 現場の手作業を減らし、スタッフの負担・人的ミスを抑えたい
  • 非エンジニアでも簡単にスタートできる業務効率化ツールを探している

n8nプロジェクトの導入・構築手順

1. 配布ファイルのインポート

本ページ下部でダウンロードできるJSONファイルを、n8nワークフロー作成画面の右上3点アイコン>Import From File をクリックして読み込んでください。

2. インポート後に必要な設定・各ノードの役割

  • Manual Trigger(When clicking ‘Execute workflow’)
    ワークフローを手動実行します。まずこのノードから開始されます。
  • Set(init)
    検索したいTikTokハッシュタグやデータ取得数などの初期値を設定します。デフォルトは「犬」「10件」になっています。
  • HTTP Request
    Apify(TikTokスクレイピングSaaS)のAPIを呼び出して、指定した条件でTikTokから情報を取得します。Apifyの認証情報(APIキー)設定が必要です。
  • HTTP Request1
    取得した最新データを、Apifyから抽出します。こちらもApifyの認証情報が必要です。
  • Code
    抽出したデータから必要な情報(タグ、動画URL、再生数、コメント数、いいね数、投稿者情報など)を整理します。標準で必要項目のみ抜き出される仕組みです。
  • Google Sheets
    整理したデータをGoogleスプレッドシートに自動で記録します。ご自身のGoogleアカウント認証が必要です。シート指定(ファイル名・タブ名)も必要に応じて調整してください。
  • Sticky Note
    各種設定やお困りの際の問い合わせ先案内が記載されています。

主に必要な設定は「ApifyのAPIキー」「Google Sheets連携」の2点です。n8nの画面上でそれぞれのノード横に警告(赤マーク)が出ている場合は、認証情報をクリックして選択・設定してください。

※ n8nでインポートしてご利用ください

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