メール返信内容作成をAIで自動化する方法

メール返信内容作成をAIで自動化する方法

面倒なメール対応を自動化して、業務効率を大幅アップ

日々届く問い合わせや連絡メールへの丁寧な返信──。中小企業の現場で最も時間が取られる業務の一つです。例えば、1人あたり1日10通のメールに、それぞれ5分ずつ返信していると、1人で毎月約17時間もの時間を費やしてしまいます。

この記事で紹介するn8nワークフローを使えば、そのような面倒なメール返信業務を自動化でき、手間やミスを大幅に減らせます。実際に想定されるユースケースとして、

  • お客様からの問い合わせメールへの自動返信
  • 社内の各種申請や報告メールへの丁寧な対応
  • 初期問い合わせへの一次対応を自動化し、必要に応じて担当者につなぐ

など、"月50通以上の定型メール"への対応がほぼゼロに近づきます。煩雑なメール業務の自動化は売上アップ・コスト削減に直結します。

完成イメージ

目標イメージ 1

このn8nワークフローの構築方法

  1. 本ページ下部でダウンロードできるJSONファイルを、n8nワークフロー作成画面の右上3点アイコン>Import From File をクリックして読み込んでください。
  2. インポート後、以下の認証情報の設定を行ってください。
    • Gmail連携のため、Gmail OAuth2(Googleアカウント)の認証が必要です。
    • Google Gemini連携のため、Google Palm APIの認証情報も設定してください。

ワークフローの各ノード(パーツ)について

ノード名

役割

Gmail Trigger

Gmailに新着メールがあれば自動でワークフローを起動します。

AI Agent(LangChain)

受信メールの内容をもとに、Google Geminiを活用し丁寧な返信文を自動生成します。

Google Gemini Chat Model

AI(Gemini)がメール本文を読み、最適な返信案を考えます。

Structured Output Parser

AIが書いたメール内容を、Gmailで送信できる形式に整えます。

Gmail(Draft作成)

自動生成された返信メールを下書きに保存。内容を確認後、そのまま送信することも可能です。

もし設定や操作でお困りの場合は、サポート情報もご利用いただけます。

※ n8nでインポートしてご利用ください

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