スプシの在庫管理をn8nで自動化する方法

スプシの在庫管理をn8nで自動化する方法

在庫管理の自動化が、日々の業務効率を大幅にアップさせます

在庫管理のミスや手間は、中小企業の経営に大きな影響を与えることがあります。例えば、毎日10件の受注があり、そのたびに在庫数を手作業で更新していると、1件ごとに2分かかると1日20分、月に約8時間もの工数がかかります。ミスが起きれば、過剰発注や在庫切れによるクレーム発生リスクも高まります。

この記事で紹介するn8nプロジェクトを使えば、「Googleスプレッドシート」の注文データと在庫データを自動で連携・更新できます。これにより
受注時の在庫自動更新 更新漏れ・手間の削減 ミスやクレームの低減 夜間・休日も含めて継続的に動作 といったメリットが実現できます。

日々の地味な作業ほど、自動化による効果(時間削減・ミス低減・従業員の集中力向上)は絶大です。

完成イメージ

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n8nを使った自動在庫更新フローのセットアップ手順

  1. 本ページ下部でダウンロードできるJSONファイルを、n8nワークフロー作成画面の右上3点アイコン>Import From File をクリックして読み込んでください。
  2. Googleアカウント認証が必要です。n8nの各Google Sheetsノード右側に「認証」欄(またはエラー表示)が出るので、ご自身のGoogleアカウントで認証を行ってください。

ワークフロー各ノードの簡単な説明

  • Google Sheets Trigger
    「在庫」表で注文数量が追加・変更された際に自動で処理を開始します。(最大1分ごとにチェックできます)
  • Google Sheets(注文データ取得)
    注文情報が記載された「注文」シートから最新データを取得します。
  • Merge
    注文データと在庫データを「商品ID」で突き合わせし、必要な情報をまとめます。
  • Edit Fields(Setノード)
    「注文数量」を在庫から差し引き、更新後の在庫数「在庫After」を計算します。
  • Google Sheets2(在庫更新)
    該当商品IDの在庫数を「在庫」シートへ自動上書きします。
  • Sticky Note
    設定に困った場合の問い合わせ案内です。

運用前のご注意

  • Google Sheetsのファイルやシート名が変わる場合は、各ノードで読み込み先・書き込み先を再設定してください。
  • 社内ネットワークやセキュリティポリシーによってGoogle認証が制限されていることがあります。

※ n8nでインポートしてご利用ください

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