Instagramの競合調査を完全自動化する方法

Instagramの競合調査を完全自動化する方法

Instagram調査自動化!n8nを活用したスクレイピングワークフロー構築法

IInstagramはマーケティングや市場調査、競合分析、インフルエンサーマーケティングなど、さまざまなビジネスシーンで重要なデータソースです。しかし、**「特定のハッシュタグ投稿を自動で収集・分析したい」「ExcelやGoogleスプレッドシートにまとめて管理したい」**といったニーズを、ノーコードで効率よく実現するのは難しいのが現状です。

手動でのデータ収集は時間と手間がかかり、分析の精度やスピードにも課題が残ります。また、API連携やプログラム開発には専門知識が求められ、担当者の負担になりがちです。

  • 自社商品・サービスに関連するハッシュタグ投稿を自動で収集したい
  • 競合企業やインフルエンサーの投稿動向を定期的にモニタリングしたい
  • いいね数やコメント数の多い投稿を抽出し、人気コンテンツ傾向を把握したい
  • 集めた投稿データをGoogleスプレッドシートに自動保存して、チームで共有・分析したい
  • マーケティングレポートやSNS施策の効果測定用に、エビデンスとなる投稿データを簡単に蓄積したい

このワークフローでは、n8nと外部サービス(Apify API・Google Sheets)を連携することで、Instagram上の指定ハッシュタグ投稿の情報を自動収集し、スプレッドシートに整理して保存する仕組みをノーコードで構築します。誰でもすぐに実用できる、業務自動化の現場で即戦力となるテンプレートです。

完成イメージ

目標イメージ 1

Instagramスクレイピング自動化ワークフローの構築方法

  1. 配布ファイルをインポート
    本ページ下部でダウンロードできるJSONファイルを、n8nワークフロー作成画面の右上3点アイコン>Import From Fileをクリックして読み込んでください。
  2. 認証設定(初回のみ)
    このワークフローでは2つのサービス連携が必要です。
    • Apify(Instagramデータ取得用)
    • Googleスプレッドシート(データ保存用)

    事前にそれぞれのAPIキー、OAuth認証をn8nの「認証情報」画面で登録してください。

主なノード解説

  • initノード: 検索キーワード(例:美容師)、1回あたりの検索数などパラメーターを設定します。
  • HTTP Requestノード(2つ): Apifyを使いInstagramデータを取得。最初のノードでジョブ実行、次のノードで結果データを取得します。
  • Split Outノード: データ(投稿一覧)を1件ずつに分割します。
  • Codeノード: 取得したデータから投稿URL、ユーザー名、コメント数など必要項目だけ抽出します。
  • Loop Over Itemsノード: 投稿ごとにシートへの書き込み処理を繰り返します。
  • Google Sheetsノード: 指定したGoogleスプレッドシートへ、自動で書き込みます。列名は「投稿URL」「ユーザーURL」「キャプション」「コメント数」「いいね数」となります。
  • Waitノード: 繰り返し処理のタイミング調整に利用しています。

これらのノードはすべて視覚的に扱えるため、プログラム知識がなくても設定変更・拡張が可能です。

※ n8nでインポートしてご利用ください

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